MIXで初めてMP3データ来て音質がやばすぎるくらい悪すぎて引いた件

初MIX案件

MP3でMIXしてほしいという案件は業務では来ません←

ので、このお話は業務のことではないのです

簡単な2MIX案件だったんですがオケがMP3

もう音がすっかすかでどうやってミックスしたってスカスカなんです😱

普段作家というのはハイレゾ状態で音楽制作してますし、制作環境の音質についても極めた状態となっています

ゆえに劣化具合というのは即座にわかってしまうし、どうすることもできないことがわかってしまうのです()


MP3は非可逆圧縮

MP3はどんなことをしても元の音質には戻れません

なぜならMP3は人間の耳で聞き取りにくい部分を原曲に対して平均1/10くらい削り取っているのです

100という元単位があるとしたら10しかないんですよ?

消えた90を復元できるわけがないのです😇

音質をよくしてほしいといってMP3を渡すのはやめましょう

MP3しかないならMP3の音質の範囲でよくしてくださいくらいが妥当です


音質の違い本当にわかるんですか?

わかります

作家は1/960tickでもなんか合わないとか言います(音のタイミングや長さ)

音質でいうなら44.1kHz、16bitの無圧縮WAVですら音が悪いとわかります

可聴域を超える48kHz以上だとしても時間軸に対する音の密度の違いからわかってしまいます

Bit数も余裕で32bitと24bitの聞き分けができるため64bitでもよいくらいです

じゃあこれらがリスナーに必要なのかと言われると…()


リスナーに届けること

業務で音楽制作に携わる人なら上記のことはみんな思っています

でもリスナーに届けることを考えるので結果この辺りの話を語らないことが多いのです

どれだけ音楽家が良い環境で音作りしても届ける音楽は圧縮されてしまいます

まだまだハイレゾ音源も流行ってないし、無圧縮オーディオ配信も流行っていません

気軽に観れる動画(圧縮音楽です)がずっと流行ってしまっています

そのため、最終的にリスナーが聴く状況で可能な限り良い音で鳴らすよう工夫をするのです


まとめ

MP3の状態で制作を進めること自体初めてかもしれない勢いだったので衝撃でした‼️

無線イヤフォンといい、音的には最低環境が世の中に広がってしまっており残念です

今や観ることが主役すぎて音だけの世界からどんどん離れていってしまっています

70年代の音楽家あたりが1番音でアートしてて羨ましい限りです😭

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です