古いmacOSをSSDにインストールするとアプリインストール中に「インストールの準備中にエラーが起きました。」が起きたりファイルが破損していますと出る時の解決方法
古いmacOSをSSDにインストールすると起きる謎現象
上のような古いMacを購入してOSをクリーンインストールしたあとにアプリ入れるとあるあるなのが、
「このアプリケーションをもう一度実行してください。」
「インストールアプリケーションは破損しているため、macOSのインストールには使用できません。」
「インストールの準備中にエラーが起きました。」
「予期しない理由で終了しました。」
といったエラーメッセージ群😓
他にもMojave以上でDLし、それらでは問題なく展開できるそのOSバージョンのdmgファイルが開けなかったり、インストール中に不明なエラーが起きたりなど、いずれにしろインストールできない問題が必ず発生します😳
さて、「必ず」といったのには理由があるのです!
OSX 10.6.8以上でのSSDと関係あり
OSX 10.6.8以上かつSierra未満で起きやすいと思われる本記事内容
何が問題なのかというと?
そう、
TRIMサポート
Apple純正SSDならOSX 10.6.8以上にてTRIMは「はい」になっているはずです
ところがサード製のものを自分で換装した場合🍎>「このMacについて」>「システムレポート」>「TRIMサポート」>「いいえ」
となっているはず😓
こいつのせいです()
TRIMというSSDに関する機能サポートが10.6.8より導入されたのがポイント💡
OSX 10.6に関しては、インストール後、「Mac OS X v10.6.8 統合アップデート v1.1」アップデートをかけて問題ないです
が、大問題なのはこれら古いOSにてブラウザ「Safari」を立ち上げるとほとんどのサイトが見れず、何もDLできないのです😱
さて、どうするかなんですが、とりあえず他のPCとかで次のものをDLしてきてください!
Trim Enabler
Trim Enablerというアプリケーションを手に入れましょう👍🏻
最近は有料になったみたいですが…()
ただし、10.6.8の人はTRIM Enabler 2.2 for Mac OS X 10.6.8 Snow Leopardが必要になります()
これはVer4に内包されているとも記載されていますがそもそも開けない可能性 ()
ということで、TRIM Enabler 2.2 for Mac OS X 10.6.8 Snow Leopardを手に入れましょう!
ネット上で探すのは困難ですがあるにはあります
たとえば?
nctritech.com/2019/04/23/working-download-link-for-trim-enabler-2-2-for-mac-os-x-10-6-8-snow-leopard/
えいちてぃーてぃーぴー://を足してください
ただし、sではないことと海外サイトなので自己責任+いろいろ覚悟の上でどうぞ😇
OSがMojave以上になると「ターミナル.app」から、
sudo trimforce enable
と入力して再起動で◉
そもそもTRIMって何?
TRIM(トリム)とはデータ削除した事をSSDコントローラーに通知する機能で、より高速に書き込みができるようになり、SSDを長期間使用した時に発生する速度低下を防ぎ寿命をのばす機能
必須ではないらしいのですが、これがOFF(いいえ)になっているとこの記事の一番上のようなエラーメッセージが多発し、ほとんどの対応アプリケーションがインストールできないのです😇
まとめ
外部SSDからの起動はともかく、SSDへ交換可能なMacは限られています
そもそも最近のMacはセキュリティが厳しくなり外部メディアからのOS起動自体かなり手間がかかる上にメリットもなくなりつつあります
Parallelsみたいなエミュレートで古いOSを動かすか、AppleからMacを購入するときに内蔵SSDの容量をよく吟味するかのどちらか
2021年の時点では換装という概念がなくなったMacシリーズ
旧Macはいろいろと自由度が高いですが、扱う側のスキルも必要で、入手困難なアプリも増えてきました
Windowsとは違いバッサリ互換性を切ってくるが故の問題でもあり、古いMac=使えないとは限らない
内蔵SSD(秒間500MB/s)に入れたOSX 10.6.8は1秒か2秒で起動しましたww
Big Sur搭載Macは数十秒かかります😇
本記事ではよく音楽制作について取り扱っていますが、レコーディングするだけなら10.6.8で十分すぎるというか逆に立ち上がりの速度が速かったりDSPエフェクトの多い時代だったので今より優遇できる側面もあったりするんです💡