フリーで配布されたiZotope Insight2の性能検証してみた
iZotope Insight2とは
マスタートラックにインサートするメータープラグインInsight2
できることは
・ラウドネス測定
・サラウンド測定(7.1.2まで)
・放送規定対応
・ステレオスペクトルスコープ/らサウンドスコープ搭載
・3Dスペクトラルコンテンツ表示、3Dサウンドマッピング
・明瞭度メーター(会話が聞こえやすいか)
です
用途
音が変わるプラグインではありません
測定するだけのプラグインです
Logicとのラウドネス差は下記
Short Termでは0.2ほどの誤差が発生
最大で0.8ほどの誤差が発生するのですが、その場合Insightのほうが少し表示遅延が発生しています
LogicのラウドネスメーターとIK MultimediaのMeteringがかなり近い数値を出すことからInsightの数値はそこそこ信頼できるものと考えられます

さらなる精度を求めるには有料の放送専用メータープラグインが必要となりますが、楽曲制作においては支障ない範囲といえます
どんな人に向いている?
FL Studio、Liveはまだ純正ラウドネスメーターがないので必須
Studio One、Cubaseには純正ラウドネスメーターが付属していますが数値がおかしいので必須
Logic Pro、ProToolsは必要なし
仮にInsight2無料配布を手に入れ損ねたとしてもIK MultimediaからMeteringの一部機能制限版が無料で手に入ります
Meteringでは無料でもラウドネス測定できるためこちらを利用してもよいです
動画サイトに楽曲をアップしたり、楽曲デジタル配信するのであればラウドネスメーターは必須
サラウンドにも重要ですが、サラウンドの場合はもう少し細かい測定が必要なので要注意
CD制作には必要ありません
まとめ
数万円するものが無償配布されたインパクトは強いですが、精度のよいラウドネスメーターについては随分前からIK Multimediaが提供してくれています
もし手に入れそびれても慌てる必要はないかなというところです
ラウドネスメーターについてはDAW標準付属するようになってきたこともあり、メーター機能だけで販売していくスタイルは厳しくなってきているかもしれませんね
ちなみにInsight2はiLok管理も選択でき、鬼門のM4Maxに接続した物理iLokにて問題なくライセンス認証およびプラグイン使用できました
iZotopeは一部のプラグインがM4シリーズとiLokの組み合わせで動かないので物理キーライセンス認証ではなくコンピュータ認証が無難かもしれません

