Protools TDMとMAC PRO Early 2008の難点日記
MAC PROの8コア標準モデルとPCIeのHDカード。
なんとスロット2にコアカードが挿さらないモデルがあるらしい。
そしてなんと、そのモデルに該当していた!!!!!!
上はMACPROのビデオカードの上のスロット。
スロットの一部のみに四角いでっぱりがあるのがわかるだろうか?
この形状をしたMACに上の写真のPCIeコアカードを挿すことができないのだ。
どこと接触するかというと、ほぼ写真中央のネジの周辺。
ここはカードを止めるための金属板を基盤に取り付けている部分なのだけど
この部分の基盤が2mmほど飛び出ていてMAC PROの基盤に接触してうまく
取り付けられないのだ。
実は無理やりとりつけることもできるらしいけど、デジデザインでこの基盤の余分な
部分をカットしてくれるので早速デジデザインに送ることにした。
もちろん無償修理?です。なんというかAppleに翻弄されるデジデザインと
僕ら制作側っていったい・・・。
ちなみにスロット3、4に挿した場合はちゃんとProtools起動確認できました。
スロット2だけにでっぱった基盤部分があるMAC PRO・・・。難点だ。
そしてついでなのでこんな現象も。
MAC PRO MA970J/A にVISTA Ultimate 32bit、64bitどちらをインストールするときでも
いっしょで、Protools TDM のPCIeカードが差さっていると
ブルースクリーンでエラーになりループすることが判明。
今までの謎だったVISTAがMAC PROにインストールできない原因はここにあった!!!
つまり MAC PROでVISTA環境にてTDMは使えない(BOOTCAMPができない)
まぁ、保障はされてないので誰にも文句は言えないのだけど。
おそらくAppleとデジデザインがWindows用のドライバを更新してくるようなら
使えるようになるのだろうけどいつの話なのやら・・・。
ところで、一般的なDOS/V系ならBIOSで予めPCIeをOSに認識させないよう
設定してみる方法もありだったりする。
が、MACにBIOS画面はないので、なんとかならないかいろいろ試してみたところ、
なんと、VISTAインストール後、Coreカードを挿して起動。
Windows起動後即Alt+ctrl+delでタスクマネージャを開き、VistaがCoreカードを
調べようとする前にそれを強制終了してやり、デバイスマネージャで
Coreカードやaccelカードに関するデバイスをすべて「使用しない」としてやると
普通にVISTAが起動するようになるのだ。
まぁ、当然VISTA側でProtpools関係は一切動かないわけだけど、
MACOSXで動けば当面問題ないのでTDMPCIeカードを取り付けた状態で
BOOTCAMPをしたい場合には便利だ。
ただし、PCIeに関わるドライバ(特にディスプレイ系やビデオカード系)は
TDMのカードを挿す前にインストールしておかないと、デバイスを使用しないにしても
ブルースクリーンでフリーズするので、先にビデオドライバなどを更新しておこう?。