MDR-CD900ST ソニー スタジオ用モニターヘッドホン 修理記+改造


MDR-CD900ST、ついに右から音が聴こえなくなりました。(ー_ー;)
購入してから10年以上は経っていて、
修理歴は二度目。
どちらも片方の音が鳴らなくなるというものでした。
CD900STは持ち運ぶと結構な頻度で逝きます。
毎日持ち運んだら1年くらいかな?
スタジオに置いておいたり、制作用だったりは
大抵イヤーパッドとかの交換がきますね。


この二つは自分で直すのも簡単でおすすめ。
しかも2000円くらいで買える♪
ウレタンリングは数百円のものだけど侮るなかれ。
取り替えると結構音質変わることに気づく。
新品の頃はこんな音だったんだなーと。

ここまで自分で直すと大変。(^_^;A
さて、
CD900STの修理はMakeup Companyさんが行っています。
昔はソニーのサービスセンターに持ち込んだけど、そのときですら
古いものですねー と受付のお姉様に言われたもんだ。
確かに古い。もう発売して何十年?
ずっとスタンダードってほんとすごい!
良いモニターヘッドフォンはいくらでも出てくるけれど、
ある基準をもとに話すとなるとやっぱコイツなんだな。
基準音さえ知っていれば何使っても大体CD900STなら
こうなるとか分かってくる。
それまではCD900STの音に慣れておくことは制作側として重要。
んでは修理過程を。
修理の見積りは有料。
直すか諦めるかしかないので、ここはもちろん見積などしない。(笑)
故障内容
依頼者名
担当者名
住所(所在地)、電話番号、FAX番号
請求先
E-Mail
を専用用紙(PDFが用意されている)に記載して
CD900STを同梱して配送するだけ。
いたってシンプル。
そのほか改造もできる。
標準プラグ(6.3mm)をミニプラグ(3.5mm)に交換
標準プラグ(6.3mm)を他社の標準プラグ(6.35mm)に交換
標準ケーブル長(2.5m)を、ご希望の長さに
詰めた残りのケーブルに、ミニのメスプラグを付ける
ノイトリック製(金メッキ)
アンフェノール製(金メッキ)
なんかも指定できるのだ!
ここはもう、標準プラグでノイトリック製金メッキを選択しました。
経年劣化してる部分はとことん交換してもらうようにお願いしたので、
1万円超えました。(,, ゚Д゚)
修理金額は≪部品代≫+≪技術費(1台につき)≫+≪送料≫+≪代引き手数料≫とのこと。
結果的に買うより数千円安いくらいになってしまったものの、
大満足。
音はあぁ、はじめて買ったとき、確かにこれくらいシャキっとしてたなーと。
やっぱ経年劣化するとヘタレた音になるのねと実感できました。
まぁ、もとがヘタレてたので修理後のプラグの効果まではわからなかったのですが、
見た目が改造感あって好きです。愛着湧きますよね!
修理はパーツ在庫切れとか土日祝被ってない場合はかなり早いんじゃないかと。
スタジオに設置してたものなので一週間も修理でてたらどうしようもないので
代替としてもう一個買うしかと思ってたら2日で届いたという。(≧∀≦)
これからも末永く使っていきます♪

そういえば、
スタジオリファレンス・ヘッドホンアンプ、Umbrella-Company BTL-900
がでてますよね。
MDR-CD900STスタジオヘッドホンに特性を最適化したというヘッドフォンアンプ。
The Fader Controlのヘッドフォンアンプも
MDR-CD900ST用サウンドチューニングがされているのだとか。
密閉型のSONY MDR-CD900STとMDR-7506、
オープンエアー型のSENNHEISER HD650
をもとに作られたみたい。
実際900STを繋ぐと900STの特性がアップしたようなサウンドに。(^^)
しかし、手持ちのAKG K240はあまり良い印象ではなかったという。(´・ω・`)

Umbrella CompanyさんのCD900ST特化系機材、
CD900STマニアならひとつ持っておくのもありかなとは思いました。
ところでUmbrella Companyさん、
The Fader Controlもトップページに大々的に載せてやってください…。
絶対良い製品だと思うのですよ。(*´∀`*)
さて、今週もレコーディング案件入ってるので頑張っていこう♪

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