最新シンセM3とV-Synth GTについて

さてさて、久しぶりにハードシンセが楽しい☆
気になるシンセはKORG M3

そして V-Synth GT

まずは、M3から。
M3はなんといっても弾いてて面白い。
さすがはKARMA機能といったところ☆
(KARMA機能はわかりやすく言えば自動編曲に近いかな)
KARMAはジャンル研究や自分が気づかない音色の使い方を
体験できるのが良いところだけど、見方を誤ると
それだけでなんでもできる気がしてしまうかも。
作曲は「させられる」のではなく「する」というのを
忘れなければKARMAを十分楽しめそう。
さて、RADIASというハードシンセがあるのだけど、

こいつが

こんな形のボード状となってM3に取り付けられるオプションがある!
これとM3のカオスパッドのような機能を使えば
かなり面白いことが可能に☆
RADIAS、KARMA、KAOSPAD、TRITON系サウンドが
オールインワンというのだからKORGの美味しいとこどり。
やっぱコンパクトにまとまるのは重要な気がするぞ。
あとはVSTi、RTASプラグインとして扱えるのが便利。
データを読み込むのが遅かったり
なぜか自分の環境では
YAMAHAのUSBドライバとコンフリクトを起こして
KORGUSBドライバかYAMAHAUSBドライバのどちらかしか
認識しない(後でインストールしたほうだけがDAWで
表示され、システム上では両方認識されている)
という問題があるものの、なかなかな感じ。
あ、重みのない軽いー鍵盤は、個人的に
面白かったのでどうせならオルガンみたいにしてほ…。(爆)
V-synth GTは
さすがDualなサウンド。
そしてVC2に相当する機能もすぐ使えることは良いですなー。
しかし1chしかないことや現状VSTiプラグインがないこと、
画面の描画が遅いこと(Rolandさん曰く改善の予定はなく、
音の遅延がないことをもっとも優先させた結果らしい)、
エフェクトがデジタルな音(クリアすぎ)だったり、
妙に音が丸くなってV-synthのような若々しい荒さ
がなかったこと、各種つまみやボタンの配列が
V-synthに比べ有機的ではないところ
が自分の中ではひっかかるんだなぁ。
しかし、ファーストインプレッションとしては
どうも、ピアノだとか一般的な音色が増えて
Dualコアの部分を強烈にアピールしてる感じが強いかなぁ。
とくに音色画面がまず2つのプロセッサでそれぞれ
何の音色を割り当てるかの画面になっていて、
音色エディットしながらの演奏というより、
2つの音色の組み合わせによる演奏表現という
イメージが…。そこはRolandさんに聞いてみたところ
やはり、それを狙っているみたいで、
一般的な音色を増やした理由もよりユーザー層を
獲得するための様子。
個人的にV-SynthはWorkstationではないのだから
ガンガン個性で固めた音色を入れていって
こんなことできるんだよっていうアピールを
もっとしてほしいところ。
このあたりは追加パッチに期待☆
新機能であるAPシンセシスは豊かな表現力で
なかなか面白いし、旧機種の音色をUSB経由で
読み込みできる点は素晴らしい☆
でも、まだ値段と機能面で旧機種を超えた感を感じ取れない
気がする。やはり、一番期待しているシンセだし、
良い面はたくさん持っているので
まずはバージョンアップに期待☆

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