Protools 10発表とProtools X


海外での噂通りProtools 10発表来ました!
•Use multiple audio formats in a session—including interleave—without file duplication
新機能の中では、驚いた機能。ついにインターリーブに対応ですね。
スプリット ファイルというL R別々のオーディオデータ化はこのご時世という感じもしてました。
複数のオーディオフォーマットを扱えるという点、非常に気になります。
•Record and master higher resolution sound with more headroom in 32-bit floating-point format
いよいよ32bit化。他社DAWと並んだ感じです。
•Get great responsiveness on slower hard drives with the enhanced disk handler
今までHDDとの相性は結構シビアなイメージがありましたが、この機能によって
どの程度変わってくるのか気になるところです。
•Record in low-latency mode, with direct monitoring when using third-party audio interfaces
サードパーティウェルカム。

•Get the sound of System 5 console EQ and dynamics with the Avid Channel Strip plug-in
チャンネルストリップ気になりますね。どのような質感になるのか。
現行のSSL系プラグインを超えたらすごいんですが。期待が膨らみます。
•Get access to over 500 additional Pro Tools commands when using EUCON controllers (watch the video)
EUCON強化が激しい…。
もはやスタンダードとなりそう。

こうなってくるとPT10、EUCON、AUDIOインターフェイスで完結するシステムを組みたくなりますね。
個人的に気になる機能はこんなところですが、それ以外にも随所に変更点が。
そして、Protools X。
最初HDだけXと呼んでいるのかと勘違いしましたが、
新しいPCI-Eカードなんですね。どうもコアカードと同義の動きをするような感じです。
まさかの現行PCI-Eレガシー化。
X誕生でいよいよDigi Linkケーブルが I/O側もPCI-E側もミニ規格に統一となりました。
昨年から登場のHDインターフェイスからDigilinkコネクタが小さくなったことにより、
OYAIDEのデジリンクが一旦販売完了に。
9からの流れはメーカー同士互換性を保つようなアナウンスですが、他社製であるAPOGEE Symphonyは
通常のDigilinkコネクタなんですよね…。まぁメーカー純正との差が必要なのは納得なんですが。

まぁ随分長いことHDカードは進化がなかったとも言えますが。
Pro Tools|HD Accelの5倍のパワーということですが、果たしてネイティブとの棲み分けが
しっかりできるのか気になるところ。
ようやく次世代PTの誕生といって良いハードウェアの大幅な変更が
このネイティブ優勢気味+不景気のご時世にどれほど浸透していくのか。
そして、現在大がかりにシステムを入れ換え中のスタジオにこれらを導入すべきか
・・・なんですよね。
今Symphonyの導入考えていた真っ最中なんですけど…。(-_-;)
微妙かなと思っていた9シリーズとは異なり、10で一気にAVID純正に魅力がでてきました。
今考えている案では、
SymphonyもHD I/OもD-SUBからなるべく直でモニタースピーカーに送りたいという
選択肢で考えてみると機能性から圧倒的にSymphonyだったんですが、
悩ましい状態になってきました。
それと、96 I/Oの買い取りが30,000位になってきているようです。
192 I/Oも徐々に買い取り価格が落ちてきているようです。
ちょっと関係ないですが数世代前のM-Audio FW18|14ですら15,000なんですが。
そういう意味で流通性を考えるとUSBでも使える汎用性として
Symphonyだと思っているんですが…。
Ver9の時期はCPUパワーがガンガン上がってきた時期で魅力が
それほど感じ取れなかったり、OMNI誕生でそっち路線か?!と
DSP除外みたいな流れを少し感じて導入を控えたんですが、
Ver10は久々に早めの導入検討をしてみようかと考え中です。
10HDの価格がどうみても高すぎるような…。
DAWのみで最大20万弱としてのアップグレードが!?
オーディオインターフェイス並の価格をつけてくるとは…。
Protools無印とスタジオ業務用での差別化とはいえ急すぎる価格設定です。
どうしたものか。(-_-;)

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