MSP7 STUDIO、MSP5 STUDIOに使うサブウーハーSW10の能力分析

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DTMのど定番スピーカーMSP5はもう名前も知られて有名かと思います。
このスピーカーは発売から随分経ちましたが未だ現役。
少し煌びやかながら締まりのある音はモニタースピーカーとして十分な能力を発揮。
このMSP5のワンサイズ上MSP7も鉄板ですよね。
ところがなんと!?
MSP7は販売終了していました!
どうやらヤマハはHSシリーズへ移行したようです。

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大昔の鉄板10モニを再現したかのような白いスピーカーコーン。
この機種、そこまで良いと感じないんですよね。
でも今ヤマハでサブウーハーを組み込むサウンドを作るならHSシリーズしかないのです。

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なんとMSPシリーズのサブウーハーSW10も販売終了しています!
今はMSP5だけ販売しているようです。MSP7を適切音量で鳴らせる家なかなかないですからね…。
さて、SW10について。
SW10は地味なマイナーチェンジをしていたようで初期版と後期版は背面パネルの記載内容が違います。
初期版は In Out が順に1、2、3 としか書かれておらずどこに何を繋げるのか明記されていません。
SW10背面
LEVELコントロールの下をL、真ん中がR、最後に残ったのがサブウーハー用です。
さて、まず気になる結線の仕方。
説明書もざっくりとしか書いていません。
普通に2本のMSPシリーズにSW10を加える場合はSW10のLとRのインプットに
オーディンインターフェイスのアウトプットキャノンケーブルを繋げてます。
それぞれの下段にあるアウトプット端子からMSPシリーズへそれぞれ繋ぎます。
いわゆるHUBのような繋ぎ方ですね。ケーブルは4本必要です。

最近はベルデンなど業務用に向いたケーブルを販売しているところも増え安価になりました。
このブログでもケーブルについてはよく触れていますが、
結論はベルデンかモガミの二択になります。しっかりした音はベルデン、明るめならモガミといったところでしょう。
お好きな方をチョイスしてくださいね。
さて、ここで2つの疑問が出ます。
・MSPシリーズだけ電源が入っていてSW10の電源が入っていない場合はどうなるのか?
答え MSP5だけで音が鳴ります。パッシブ機能があるようですね。
   サブウーハーから音を出したくない時に便利。
・SW10だけ電源が入っていてMSPシリーズの電源が入っていない場合はどうなるのか?
答え SW10だけのサブウーハー音を確認できます。
次に調整のお話。
MSPの5か7かで調整の仕方は異なります。
マニュアルに調整の仕方は書いてありますが基準は出したい音量と自分の耳だと思ってください。
まずMSPシリーズの音量を普段聴く音量に調整します。
そのあとSW10のハイカット80Hzを基準にレベルコントロールを真左に回してから少しずつ右へ回して調整します。
ロー周りがどっしりしてきます。ある程度回すとローだけ飛び出たように聞こえます。
そこまで回してしまったら回しすぎです。
MSPのローがしっかり締まるような響きで止めるのがコツです。
MSP5の場合だと8時の方向あたりで既にかなりローが出ます。
決して思いっきり右に回さないようにしてくださいね。
そんなことしたら部屋全体が共鳴して揺れるほどの爆音になりますw
このようにしてSW10を追加したMSPシリーズは数ランク上のスピーカーのような鳴りに聞こえます。
MSPシリーズでサラウンド構築する場合にも必要で
その場合はサブウーハーという箇所にオーディオインターフェィスから直で一本結線するだけでOKです。
SW10の弱点があるとするとでかい重い(27.5kg)一般の住宅マンションは重低音を出すことはまず無理ですね。
それゆえかあまり出回ってないようにも感じます。
もし中古で巡り会えるならオススメの一品ですよ!
現行機種でサブウーハー環境作るならHSシリーズになることもお忘れなく!

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