IK Multimedia iRig Mic Studio レビュー
IK Multimedia iRig Mic Studio の使用感想です!
目的としてはいずれiPadだけで録音することなんですが
今の所Mac Book Airを使ってビデオ録画のお供やラジオ収録なんかに使ってます。
まず仕様。
24-bit、48KHz対応のラージ・ダイアフラム・デジタルマイク
単一指向性、低ノイズ、高解像度なプリアンプと、高品位な24-bit 44.1/48KHzコンバータ
入力レベルはLEDの色を確認しながら本体上のツマミで調整
最大入力音圧133dB SPL
ボリューム調整可能なヘッドフォンアウト
ある程度使ってみて下記のような感覚になりました。
・メリット
小型なのに集音は確実に良い
LEDが3色になっておりピーク手前がオレンジ、ピークはレッドとなり遠くからでも視認できる
持ち運びが超楽
変換ケーブルや三脚など一式揃っているので特に必要なものを別途購入することはない
まあまあ頑丈そう
置くだけでそれっぽい雰囲気を醸し出す(ルックスは仕様用途上まぁまぁ重要です)
48kHz対応は地味に嬉しい
Macではドライバーなくともそのまま繋ぐだけで認識(Winは未確認)
ヘッドフォンやらで音の確認可能
・デメリット
ツマミが小さく厚みもないため回しにくい
ツマミの微調整がなかなかシビア
ゲイン調整が適切でもツマミをある程度回すとノイジー(ノイズゲートで切るしかない)
・あるといいな
通常のケーブル接続による単なるマイク機能が欲しかった
指向性をある程度変えられると良かった
・音質
MacやiPadより上、それなりの機材を用意した場合は負けるといった感じ。
他、民生用デジタルビデオカメラよりももちろん音質はクリアで綺麗です。
癖のないクリアなマイクだと思いますがガチレコーディングだと
どうなるのかはまだ未知数。
・付属アプリ
とりあえずDLしたものの、とにかくiOSアプリをいっぱい手に入られる。
録音時間制限なしのアプリやらマイクのキャラクターを変えるアプリから
Cubasisまで。
今の所Macでしか使っていないのでまだまだ魅力がありそうな気配。
ざっくりとしてますが総合的にみて、持ち運び可能なマイク付オーディオインターフェイス
としてはかなり優秀。
何したいかによってこれであるべきかどうか決まると思います。
IKの製品は特化型が多いイメージで自分の目的が合っていれば十分購入検討する
余地がありますね。
逆にこのマイクはオールインワン的に捉えてはいけません。
現時点で本製品と同金額を出せばそれなりのマイクが買えます。
個々に音楽機材を買い集めるような目的ならば間違いなく除外される性能です。
実況用の録音機材としてみた場合は通常のマイクケーブルが使えない時点で
ビデオ編集ソフトでタイミング合わせるしかないです。
生配信用として考えたとしてもコンパクトである以外特に有利に働く部分はないかと。
生配信ではイヤフォンかヘッドフォンしないと音が聞こえなくなるのも厄介かもです。
ということでマニアックな機材かもしれませんが用途が合えば
かなり便利な機材ですのでオススメです!
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