GENELEC 8260Aはデジタル結線すると化ける! 200%現代の最高棒スピーカー!
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このブログでも取り扱ってきたGENELEC 8260A。
アナログ接続による出音は残念ながらあまり良い評価はできず、
様々なプロエンジニアさんからも酷評を受ける始末。
導入したスタジオではしばらく電源すら入れない状況が続きました。
最近スタジオの大改修に伴い最後の賭けとしてデジタル接続を試みたんです。
そうなんです。この機種AES/EBUによるデジタル接続が可能なんです。
接続の仕方はオーディオI/OのAES/EBUアウトプットから1台目(L)のスピーカーAES/EBU INに繋ぎ
そこからデジタルスルーアウトして2台目のスピーカーのAES/EBU INに繋ぎます。
見た目は一本のケーブルで数珠繋ぎですがデジタルケーブルなのでちゃんとLR情報は上がってきます。
次に2台のスピーカーのどちらを左とするか右とするかを設定します。
1台目の背面のAES/EBUスイッチのAをオンにして2台目の背面のAES/EBUスイッチのBをオンにします。
これでデジタル接続の設定は完了です。
さて、今までデジタルケーブルによる結線に戸惑ったのはこのスピーカーの爆音にあります。
あの爆音が何らモニタースピーカーコントロールなしに出てくると思うと恐怖でしかありません。
そこで背面をよく見てみると?
SYSTEM LVL -10と-20がありました!
この二つをオンにして右上のレベルノブを-12dBにすることでDAW上で0dBに設定したアウトプットからの
音量がちょうど良い音量になったのです!
このセッティングオススメです!
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気になるのその音は!?
繊細で高解像度、芯のある音
です!
プロエンジニアが絶賛しているソノダインのスピーカーより何段階も格上感。
このスピーカーと比べるとソノダインはロー足らずで音が散らばっているように感じます。
MSP5+サブウーファーは若干傾向が似ていますが本機のおもちゃレベルです。
このスピーカーに勝てるスピーカー、ほとんどないんじゃないでしょうか…。
価格だけのことはある!
キャノンによるアナログ結線の時はハイミッドローのちぐはぐ感が気になったり
音も不明瞭に感じたんですがやはりデジタル接続は伊達じゃないですね!
そもそもデジタル接続できるスピーカー自体がそんなにあるわけでもないのですがw
とにもかくにもこれでマイクから音が上がってきてからスピーカーへ出力されるまで
劣化なしのサウンド構築ができました!
なかなか気軽に視聴できるスピーカーでもなく、ましてデジタル接続されている状態は
さらに稀かと思われます。この8260Aを使ったレコーディングシステム、
東海地区にお寄りの際はぜひご視聴を!
このブログで気になった方は設置スタジオをご案内致します!
都内にも組み上げたいんですがなかなかこれらをしっかり鳴らすだけの立地条件がw
正直HD I/Oあたり使ってればモニタースピーカーコントローラーは必要ないです。
この辺りについては後ほどまたブログにて細かく触れます!
お楽しみに♪
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