IK Multimedia iLoud Micro Monitorの持ち運びと向いている音楽ジャンル

IK Multimedia iLoud Micro Monitor

白と黒モデルがある世界最小モニタースピーカーのうちのひとつ


小型かつモニタースピーカーとなると今まで上記のGENELECしか選択肢がないくらいせまい世界でしたが、ようやく2つの選択肢が現れたというところでしょうか


持ち運びについて


高速バスでも持ち運べるサイズとなると3辺合計150cm以内のものとなりますが、これにiLoud Micro Monitorを入れると割とぱっつん気味

ノートPC、小型オーディオインターフェイス、ケーブル類、音楽機材用タップ、ヘッドフォンを入れたらパンパンです

旅行とかになるとこのサイズでは不可能、究極のスーツケース二つ持ちは3辺150cmだと重すぎて絶対無理がw

小型化が進んだDTMですが、持ち運ぶとなるとそれなりの物量になります

これをコンセントのないところでも使えるようにしようとすると、ポータブル電源が必要になります
ここまでの規模になると公共交通機関というより車移動になりそう…


このスピーカーが向くジャンル

ジャズ、クラシックは絶対得意な分野です

とにかくハイの出音が素晴らしい!
ミドルスピーカーに負けてないのです!

スピーカー音量も、この小型サイズさでかなり絞り気味に音量ださないと防音室でしか使えない音量になりますw

向いていないジャンルはローが響く系クラブミュージックやロック

小さいスピーカーの宿命でありローレンジを期待してはいけませんが、頑張っている方だと思います
が、ミドルスピーカーのイメージで使うことができないためNG
もっといえば、ガチクラブミュージックを作る時サブウーファーを別途用意するくらいローにこだわるので向いていないのは当たり前

気になる点としては、音の立体感に乏しいところです
かなり平面的なサウンドになります
ある種の一定音圧感はありますが、奥行きのなさ感がオーケストラ系では残念気味に
ハリウッド調オーケストラとは相性良いのですけどねw

また、不得意なロー帯域のベースとキックがベタっとしたコンプ感になってリリースタイミングがわかりにくいというか音が一般的なモニタースピーカーと違う()

総じてクラブミュージック、ロック以外はこれでいいかなと言えてしまうし、ミックスマスタリングにもある程度利用できます💡

RCA接続(ミニジャック接続も可)なのにこの音質とはほんとうびっくりです😳


まとめ

スタジオ業で本格的な運用が始まったわけですが、不満は出ていません
ただ、保険としてMDR-CD900STは持っておくべきです
多くの人はまず見た目にひっかかり音に注目しませんからね😓

音楽スタジオに来る人たちであれば、しっかり音の説明をしながら運用すれば理解してもらえるはず
素晴らしいスピーカーの開発販売に感謝です😊

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