単相200ボルトの電源工事とダウントランス導入までの道のり PROCABLE編
今回200ボルトを入れることにした理由の決定打!
どうも90-95Vくらいしかでず、電圧が安定しない
どこかで100Vを大きく下回った状態では機材が故障する可能性がある
というのを見かけた事があり、最近HD I/Oやヘッドフォンアンプが故障している
可能性を感じていたのが大きいです。
そこで試しに100V安定化電源を導入していたのだけど、
この際本格的に電源周りを考えてみようというところにありました。
200Vの工事については
1・電力会社に200Vが配電盤まで来ているか確認をとる
2・電気工事店に見積してもらう
※アースが来ているかの確認と工事も電気工事店
3・工事実施
というところでした。
2についてがポイントで
作業費材料費込みで2万円くらいで収まる業者なのかです。
また、過去に200V-100Vダウントランスの工事をしたことが
あるか聞いてみるのも良いかと。
電気工事店をまとめて仲介してくれるサイトもありましたが、
仲介先の電気工事店がどんなところかわかりにくく、使い難い印象でした。
地道に電気工事店を探してみるのが良さそうです。
実際見積お願いしたところ、
地域密着型工事店
とか
〜電力委託工事店
という謳い文句のお店が良心的な価格、対応でした。
電気工事店によっては、
配電盤やら200Vコンセントを取り付ける場所の確認、
その場でのざっくりした見積でもお金をとるところがあります。
もちろんとらないところもあります。
電話のときに確認してみるのが良いと思います。
今回頼んだところはまず見に来て頂いて、
その場で見積書を発行して帰っていかれました。
金額的にも2万あたりで、ブレーカー増設しない場合で200Vの切換だけで
いける場合はさらに安くなるとのことでした。
今回はダウントランスについてくる200V用専用壁コンセントとプレートを
使うため、ダウントランス到着後に工事してもらうことに。
そして、ダウントランス利用用の200Vコンセントとは別に
直接200Vをとれる壁コンセントをつけてもらいました!
しかし、この「単層200V」のコンセント形状は種類がいくつかあり悩ましいものです。
購入したPro Cableのダウントランスはこのような形。
このダウントランスについてくる形状はこのようなもの。
幅広い選択肢がある200V用専用壁コンセント形状のため
PRO CABLE商品に壁コンセントとプレートがついてくるのも頷けます。
※実際にとりつけてもらったコンセントにダウントランスを繋げている写真です
今回は上記のプレートと、
工事店が標準と言っていた
コンセントとプレートの二つを取り付けてもらいました。
取り付け費用について標準的なコンセントとプレートは数百円だったのもあります。
コンセント形状について電気工事店曰く、電気の知識があるならのちのち自分で変えてもいいし、
コンセント形状を変える程度の工事は安価にしてくれるとのこと。
いろいろ調べているんですが、こういった形状の200VをMACやAUDIO I/Fに
繋げるための電源ケーブルが意外とないんです。
やはり需要が狭いのでしょうか…。
工事による配線は配電盤に二つ200V用ブレーカーをつけてもらって、
それをコントロールルームまで天井からケーブルで引っ張る。
使っていなかった壁コンセントに取り付けてもらい完成。
二人掛かりの工事で9:30工事開始で14:00くらいまでかかりました。
金額は4万円弱。二本引いたのでこれくらいの料金になりました。
話によると空調ダクトや防音材やらで天井が大変なことになっていたようです。(^_^;A
工事店の方が
「最近個人宅でも200Vの依頼が多いですが
なぜオーディオに200Vを使う必要があるんですか」
「商業用スタジオはともかく家庭用100Vで十分機器は
動くように作られているものが多いのに」
と仰っていたのが印象的でした。(^_^;A
ちなみにアースは鉄骨からとってもらいました。
そのため料金加算はとくになく無事アース取り付けできました。
…で肝心の工事後の音はどうかと?
それは次回のブログで!