ROLAND RD-2000制作における使ってみての覚書

RD-2000導入して2日目。
制作用にチューンしている中で気づいたことを覚書。

1・High Resolution Velocity対応
ハイレゾベロシティなるものに対応しているというので
まずSYSTEM項目からHigh Resolution Velocityをオンに変更します。
するとDAWではCC88を受信します。
CC88→NOTE→CC88と受信してます。
何でしょう? ノートオンオフってことなんでしょうか?
ハイレゾベロシティに対応しているソフトシンセは
Pianoteqということがわかったので早速立ち上げました。
オプション項目でハイレゾベロシティ(CC88)モードに変更。
すると?
Velの値が66なら66.222みたいに表記されます(Pianoteq上で確認できます)
DAWではもちろんCC88とNoteは別表示。

ついにベロシティが128段階(0含)を超えるソフトシンセとハードシンセが
現れたということなんです!
いや、調べると地味にあるっぽいですけど明確に謳い文句にしたのはすごい!
Pianoteqユーザーなら間違いなく途轍もなくほしいハードシンセになりますよ!
ぜひ楽器店さんもPianoteqをRD-2000で試奏できるように準備してみてほしい!
さらに売れること間違いない。笑
しかし、ハイレゾベロシティでPianoteq弾くともう感動モノですよ!
これはIvoryも早く対応すべき!
鍵盤の押し込みの感触と音色の音量がシンクしている感じがすごいんです!
ピアノ大好きっ子さんは絶対RD-2000オススメです!
現時点で最強のピアノ系入力鍵盤なんじゃないかしら?
・鍵盤のタッチ
手足の一部のような。まるで昔からあったかのような。
そういう意味では新しいシンセを買った感じがしない。
不自由さが一気に解放される感覚。
これもハイレゾベロシティ同様わかりにくいけどすごいことだと思います!
・ノブやスライダーによるCCなどの制御
アサインは簡単なんです。
が、アサインした状態をメモリに記録させる方法が何となくわかりにくいです。
シーンに保存すれば良いということで、シーン毎にアサイン情報を変えられます。
がしかし、外部アサインは独立して保存する方が良いような。
そしてシステムの設定で立ち上げ時にこの外部アサイン情報を読み出すみたいな
起動時の状態みたいな設定項目が欲しい。
ちなみにノブ、スライダー、ベンダー、ホイールどれも強固そうな上に
光るため視認性が良い。
なぜ購入時デフォルトでスライダーにCC10を割り当てているのかは謎。笑
できればもう一踏ん張りしてアサインしたCCナンバーを表示できる液晶が欲しかった。
モーターフェーダーはいらない可能性。というのもドローバーとして使うことを
かなり強く想定している設計思想だから。
・アフタータッチ
ノブやスライダー、ボタン(実は一部のボタンも割り当て可能)、ホイール、各種ペダルに
アサイン可能。チャンネル別アフタータッチです。
鍵盤押し込みに対応していないだけですね。受信もできるので
どうしても鍵盤押し込みでRD-2000の音鳴らしたいなら別のシンセを弾いてMIDIスルーでも
すればOKかと。
アフタータッチは制作的にはホイールにでもアサインしておけばいいかなと思いました。
・音色
V-PianoはUSBオーディオ経由の音を聞く限り一昔前の物理モデリングな音。
どちらかというとSN音色のがリアルです。
が、Pianoteq弾いたら全て帳消しになるかもです。汗
それくらい驚愕のハイレゾベロシティ!!!

・USBオーディオ
上がってくる音量が小さいのを回避する方法はまだ調査中。
AIRA製品のオーディオインターフェイス部分はなかなか良い音像に感じたのだけど
どうもRD-2000はあまり??? こちらも要検証です。
・フットペダル
フットペダルはですね、何と4つもいけるんです。そんなにいるのか謎ですけど笑
・インプット
ミニジャックが付いてます。
想定としてはiPhoneなどをバックミュージックに的な。
ここ、バージョンアップでもうちょっと拡張して欲しいですね。
・ZONEという名のレイヤー
スライダーはレイヤーの管理やドローバーとして考えればだいぶん捉えやすくなります。
ZONE、プログラム、シーンの3つの概念を把握すれば大体掌握できます。
事前にWEBにある取扱説明書を確認しておくと店頭デモ機を触りやすいかなと。
・タップテンポ
何とですね初期状態でタップテンポがボタンにアサインされているんです。
※初期設定時、SELECTボタンでASSIGN点灯させてAMPのONボタン連打
そのボタンを連打すればタップテンポ。
実にシンプル。そして便利。曲作るとき絶対使いますからね。
・制作視点での全体像
ノブ、スライダーへのアサインは従来通りのシンプルさで便利。
各種操作部分や鍵盤タッチなど安心できる触り心地。
制作におけるこれをしたいが全て集約されている。
ハイレゾベロシティの対応がでかすぎて異次元の名機になりうる要素。
今の所はこのような印象が強いです。
今後のバージョンアップで改善や機能追加が来ると思われますので期待大!
本ブログで引き続き検証していきますー。

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