Protools AVID Pro Tools HD Native Thunderbolt + HD I/O 8×8×8 導入の理由
Protools HDシステムに幅広い選択肢があるなか、ついに
AVID Pro Tools HD Native Thunderbolt + HD I/O 8×8×8 に着地しました。(^_^;)
※現状HD I/Oなど必ずI/Oを選ばないとthunderbolt版は購入できない
システム上順当に行くならHDXなところを見送りthunderbolt版にした理由がいくつかあります。
1・現在までシステム維持しているPT TDMシステム
Pro Tools HD Accel PCIe がまだ現役で乗り切れなくもないのが
最大のポイント。
AAXへの対応が未だ緩やかであったりさっと移行できなかったのと、
TDM遺産が多すぎること。現時点でPT11が発表されていないことです。
2・Protools10はHDバージョンであっても他のメーカーのオーディオインターフェイスでさえ
認識し、使うことができます。HD I/Oが関わってくるのは
フル性能を発揮しなければいけないときや
Accel PCIeやHDXといったDSPタイプを利用するとき。
取り急ぎDSP使用はAccel PCIeとHD I/Oを繋げればOKなので、
thunderbolt接続方法をとる際、HD I/Oの選択は重要です。
3・thunderbolt接続インターフェイスはすぐに利用するものというより、
今後のMacの展開のためといっても過言ではありません。
現状、PCIeによる旧来のDSP環境とサンダーボルトによる
最新のネイティブ環境を両方保持できるのが最大の魅力。
上記の理由により、
HDX様子見とし、Accel PCIeを現状維持しつつPT10へシフト。
早急なPT11対策、Mac対策として、thunderbolt環境をいつでも構築できるよう待機。
この2パターンが無難かと思った次第です。
HDXは
thunderbolt – PCIe接続ができることも検証されはじめ、
今後のMacとの付き合いにおいて、thunderboltは切ってもきれない関係に。
ここにきて、
UAD-2が8DSP版を出してきたこともあります。
もしかすると、UAD-2+ネイティブPTHDでも良いんじゃないのかという。
正直なところ、PTのプラグインのバージョンアップ管理は大変すぎます。
UAD-2のようにハードメーカーがすべてのプラグインのインストールと
アクティベートを管理してくれたほうが利便性は高いですね…。
さて、上記の方法だと、
後程PCI-eをHDXに交換してもらうサービスも利用できますので
一応どうなってもなんとか乗り切れるかなというところです。
無事PTの維持方法を確定でき、スタジオ構築は次のステップへと移行できるように
なりました!