KORG KRONOSのオーディオインターフェイス機能がややこしい&問題点多々!

KORG KRONOS (1&2)のオーディオインターフェイス部分ってぱっと見なかなか優れてて
マイクプリを二つ搭載しているんですよね。
ずっと使ってなかった機能なので気になって使ってみると!?
1・レイテンシーが超遅い
これはRMEやらAPOGEEと比較してるからかもですけど遅いです。

2・PCへの負荷が大きい
オーディオインターフェイスとして使った途端、PCヘの負荷がかかるっぽく
だんだん出音がノイジーに。最終的にノイズまみれになります。
レイテンシー切り替えても変わらず。
DUNEあたりちょいちょい使おうものならアウトって感じですね。
3・インプット意味不明
大体のオーディオインターフェイスはInput1,2に普通に音が上がってきますが
KRONOSは上がってきません。
無難なのはSEQモード内のaudioタブでオーディオインターフェイスのインを設定することなんですが
これまた不思議なことで
Inputを設定するとUSBからのアウトプット音が聞こえません。
しょうがないのでL=マイク R=USB に設定して片方から音が聞こえるようにしました。
そもそもUSBアウトの音を聞くにもこの調整が必要で、1=USB1(L) 2=USB2(R)
としてあげないといけません。
ちなみにKRONOS単体の音色は何もせずともちゃんと聞こえてきます。
説明書にはギターをDIなしで直接続しても音なりませんと書いてありますが
マイクプリが付いているので実際録音できなくはないです。
4・音がぺったんこ
これはこの機種のUSBを通した音質の癖だと思います。
USBを通すと平らです。
少し硬めでこじんまりとするような。
残念ながらモニターライクな音ではないです。
ちなみにスピーカーとヘッドフォンの音量は独立できません。
以上の点からUSBオーディオインターフェイスとしての性能は期待しにくいです。
この後、AIRA SYSTEM-1にオーディオインターフェイスを切り替えて音を出してみたところ、
PCへの負荷は格段に減りました。
ノイズなどもなりません。ケーブルは同じケーブルを使用。
ただ、AIRAやっぱり音質に癖がありフラットじゃなく脚色が強いです。

そういえばKORGはオーディオインターフェイスってイメージないですもんね。
まだまだ発展途上な印象です。
とにかくマニュアルもわかりにくく苦労すると思います。
その苦労する時間やノイジーになっていくたびドライバを一旦解放してあげなきゃみたいなことを
するのであれば専用のオーディオインターフェイスを用意した方がノンストレスですね!
やはり小型なものだとRMEやAPOGEEあたりが有力候補かなと。

久々の辛口レビューでした!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です