EW/QL Symphonic Orchestra PLAY Edition のインストール解説と使用感想

EW/QL Symphonic Orchestra PLAY Edition Gold Completeを導入したときの詳細などです。

64Bit VistaとMacOSX10.5にインストールしてみました☆
このソフト、ライセンスがiLokキー管理のため、複数のコンピュータにインストールしても
OKなのです。もちろんiLokキーが差さっているパソコンでしか起動しません。
MacOSXでは特に難しくもなくインストーラーの通りに進めていけばOK。
問題はWindows Vistaのほう。
こちらは代理店がつけてくれているインストールガイドによるとiLokキーのドライバや
ライブラリディスクの入れ替えなどがでてくると書いてあるものの、
実際にはライブラリもiLokのドライバもインストールされずPlayエンジンのみが
インストールされる。64bit版インストーラの場合、スタンドアローンが64bitで動くのと
64bit版VSTiがインストールされるというもので、カスタムインストールで
32bit版VSTiもインストールするかどうか選ぶことができる。
もちろん現状のVistaでは32bit版が必要なこともあるのでインストールがお勧め。
またVSTiは標準だと
C:\Program Files\Common Files\East West
という階層にインストールされてしまうので
VSTのインストール先を変更して
各DAWが管理しているVSTフォルダを指定してしまったほうがわかりやすいかも。
ここからさきはとりあえず手動で進めてみることに。
まずは、iLokキーのドライバ最新版をインターネットでゲット。
ちなみにiLokキーはProtoolsのiLokとは別にもうひとつ準備。

というのも、今の環境ではPT関係のキーといっしょにするメリットがない。
ソフトシンセは楽曲制作における作編曲の段階で使用することが基本で
Mixの段階でわざわざ立ち上げない。
Mixと並行するならPT用Macと楽曲制作PCでiLokを分ける必要があるのだ。
もちろん、作編曲もPTで行うという場合はiLokは一本にまとめたほうがUSBがドングルだらけに
ならずにすむ。
iLokキーはこの段階でようやくPCに挿す。
次にインストールDVD一枚目の中に入っているオーサライズ用のソフトをネットPCに
インストール(制作PCにネット環境がなくてもOK)。
C\:programfiles\eastwestの中にあるオーサライズソフトを起動して
iLokのアカウントとEAST WESTのアカウント情報を入力。
(どちらのアカウントもない場合、インストール画面内でアカウント作成可能)
いちいちiLokのWebページから登録する必要なく接続しているiLokキーに
オーサライズ完了。
※PCにはオーサライズしたいiLokキーだけを挿しておくこと。
ここでひとつポイント。
Silverは特に問題ないけど、
Goldの場合はSilverとGold二つ分のオーサライズコードが付属しているので
どちらもiLokに情報を入れていかなければいけない。
もし片方だけだと楽器をロードするときに、
License Terms Not Found!” error message when loading an instrument in PLAY
というエラーがでてライブラリを読み込めなくなる。
platinumの場合は各楽器種類ごとにオーサライズが必要のよう。
残りはサンプルライブラリ。
Windowsのみ手動なので、ディスク1?5までのライブラリデータを
ハードディスクにコピーする必要がある。
30GB以上のデータであるものの、1時間程度でコピーは完了。
株式会社ハイ・リゾリューション経由(日本)で購入した場合は
2008年10月段階での最新アップデータが付属。
マニュアルも日本語。ただしマニュアルはPlayエンジン全般用でシンフォニックオーケストラ
専用ではないので注意。
今回の1本買うともう一本は無料というサービスは本国のEAST WEST通販サイトでも
行っているようで日本で買うより安い。platinumは約1100ドル。
株式会社ハイ・リゾリューションのサポートはなかなかで、
メールでの対応も迅速。電話、FAXサポートもしてる。
ようやくインストールが終わり演奏してみると、
これがなかなか良い音で。Play版前のKontaktエンジン版silverとはやはり違う。
Playエンジンも今のところSONAR、Logic、Windows版cubaseで問題なく使用できてます。
キースイッチもViennaほどではないにしろいくつか用意されていてGOOD。
うーん、ここ最近Giga Studio関係からどんどん単体で立ちあがるソフトシンセに
移行してるなー。いやはや便利。ただ、各メーカーがアップデートをストップすると
悲しい結果になるので、そういう意味では汎用性のあるサンプラー形式のが
良いなぁと思ったり複雑な気分。
そうそう、実は本命はEWQLSOではなく1本プレゼントのほうで選んだソフト。
否応にも期待が高まります☆
本ソフトウェアは早速制作ご依頼案件に使用していきますよー。
どしどし楽曲ご依頼お待ちしております♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です