HD Native見事にSierraで認識せず。実験結果報告
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HD Nativeは今年からドライバが有料になったわけですが古いドライバでは動かないのか実験してみました。
環境は
Sierra PTHD10インストール済み
この時点でPTHD10側にCoreAudioドライバも入っているはずなんですがもちろん認識されず。
ハードウェアとしてはしっかり接続され認識されてます。
じゃあHD11用のCoreAudioドライバを入れてみたら?
…やはり認識しません。
HDデバイス0と出ます。
結論。
SierraはPTHD12.8以上のライセンスを持っていないと認識しない。
High SierraではPT Ultimateライセンスが必要。
Mojaveはそもそも入れてはいけない。何も認識しなくなる。
こんなところですね。
ひどい…あまりに酷すぎる。
高い機材なのにドライバ有料って初めてですよほんと…。
年間支払いの月々払いで9000円くらいというプランがあるようですが
やはり年間12万近くも払いたくないですね。
完全にHDXの後継機待ちです。
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それとSierraでHDX10が動くのかという話ですが、微妙です。
インストールはできます。
が、文字が消えたりショートカットが一部無効になるなど謎の現象が。
でも例えば他社のI/Oはちゃんと認識して音も出るんですよね。
まあ個人で使う分にはこんなものかなと。
商業用としては全然ダメです。
残念ながらNative HDシステムはずっと新品のまま箱に収まることになりそうです。
それと良くお店が推奨するOMNIは絶対NGです。
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これ借りたことありますがまともなスタジオワークは絶対できないしとても使いにくいです。
これ買うくらいならRMEやらの1Uオーディオインターフェイスのが全然良いですよ!
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そもそもHD Natvie単体売りしてるみたいですが
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今や迂闊に買ってはいけない機種入りです。
Protoolsはかなり厳しい状況なのでこれからDTM始める人は無視して良いです。
スタジオと作家のやりとりもパラデータのノンエフェクト状態が多かったりしますし。
なので商業用としては細やかなパラデータ書き出しに強いDAWがオススメです。
AAXになったことにより販売されているDSPエフェクトが極端に減り、
AAXになり離れたWAVESは落ちぶれていったことが
Protoolsのオワコン化を加速させている気がしてならないです。
ということで残念な結果報告でした。