Apple Logic Pro 8 の使用で気づいたこと

Logic Pro 8 早速起動してみると…。
Audio Unitsのチェックで30分もかかった…。
気を取り直して起動後の画面。
shinki.jpg

まぁなんと丁寧なテンプレート集だことで☆
すでにHipHopやらオーケストラやらジャンルテンプレートが
用意されていて、それらを選択すると自動的にソフトシンセが
チョイスされ、適切?なエフェクトをかけた状態(ご丁寧に各
トラックの音色ごとに異なったEQが設定されている…)で
編集画面に移るわけだ。なんかもうオートマチックすぎて
昔のような難しい=Logicというイメージはさっぱりなし。^_^;
ためしにオーケストラを立ち上げてみると、30トラック分の
EXS24サンプラー
が並び、すぐに音がでる状態に。
脅威の一言。
しかし、重い。MAC PROでも重い!!
そりゃまぁ、30トラック分のEXSが立ち上がれば重いわ。
間違いなくCore2以上のスペックが必要そうだ。
なんというか、Logic Node(MACを数台繋げて分散処理)でも
使いたくなる気分。メモリは数GB必須、CPUはコア2必須。
ちなみにオーケストラテンプレートで一音色弾くだけで
なぜかCPUが一個分消費されプチプチノイズ入ります…。
おいおいこのパソコンはMAC Proだぞ……切ない。
ていうか、今回の追加機能を考えると、ハードシンセメインで
使っている人にとってはそれほど恩恵がないのかも?
で、シングル画面はやはり個人的に使いにくかった^_^;
gamen.jpg

そして驚きはエンバイロメントを開くときは別ウィンドウ。
うーむ、なんだかなぁ…。
とりあえず、各種ウィンドウはちゃんと別画面で表示できるので
デュアルディスプレイでも問題なかったです。
というか、デュアルのほうが良いかなぁ。
シングルになったことで圧倒的に前より画面が狭く感じ、
数十トラックを扱う曲には向かない。
24インチのインテルiMacとかならいいんだろうけどなぁ…。
ここまででの使用感想。
まず、Logic Pro 8のみで完結する音楽を作りたいのならば
インテルiMac24インチ+フルメモリ+HDD増設☆

いくらLogicが安くてもハードを整えたら
20?30万はするわけだ。なるほどAppleさん、
Logicの価格が安いのはそういうことか!?
まだまだ周りをみてもいくつかのPCにソフトシンセをまかせてる
ご時世に、オールインワンでLogic一本化にするには
大変なお金を要するみたいです。^_^;
Logicフル機能をMAC一台で行うにはもうちょっと
コンシューマレベルのパソコンも性能があがらないと
厳しいかなぁ。
まぁ、正直そんなにソフトシンセトラックを使わず(10tr程度?)、
ハードシンセをメインにしている人には良い感じかも☆
いずれにしても、ちょっと気軽にというレベルではなく、
フル機能を扱うには業務クラスの制作環境を必要とするんだろうな。
が…、オーケストラのテンプレートもそう(エッジがあまりなくフワっと入る感じ)だけど、
サウンドの傾向がやっぱLogicらしくて、向かないジャンルも
あるわけだ。編曲におていこれひとつでというのはいつの
時代も難しい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です