宮廷画家ゴヤは見た

ゴヤの絵が大好きで、初上演日に早速映画を見てきました♪
以下は簡単な感想。
※ちょっとネタバレのため白文字で。(^_^;)
場所はスペイン。時代はちょうどルイ14世の処刑からナポレオンあたりまで。
この映画のタイトルにある画家のゴヤが主となる映画というよりは
激動の時代に生きる人々の過酷な運命を描く物語。
物語は人は神によって形成されたのかどうかを問う場面から
一人の聖職者ロレンスに焦点が絞られていく。
人間の理想や自由とは何か。
宗教とは何か。
愛とは何か。
神とは何か。
戦争とは何か。
命とは何か。
人の実態とは何か。
錯綜する時代に翻弄される人々の生活観と苦しみ。
それらをゴヤは感じるがまま描く。
しかし、その描く様は傍観者であり、時代の変革にただ流されるままの姿であるという
激動の波に揉まれ必至に喰らいついて生きたロレンスの言葉がとても印象的でした。
しかし、実社会へのアクションの仕方は様々。
クリエイトも政治も何もかも手法のひとつ。
ロレンスとゴヤ、信念を形にして表現する二人の手法がぶつかり合い、
お互いが大切に思うものを守りきれない結果となるラストにはただ涙でした。
初日にも関わらず客は20人もいなかったものの、映画はとても素晴らしいものでした♪
ただ、ゴヤが残した作品はこの映画の内容からだけでは生まれないかなとも。
ゴヤには時代の変革期に垣間見たことから悟ったもっと強烈な精神
があると思います。ゴヤの精神世界を軸にした映画を見てみたいなと。

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